ANAプリペイドカードがnanacoチャージ改悪

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以下、ANAJCBプリペイドからの通知文です。

平素は、ANA JCBプリペイドカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2018年4月20日(金)より、ANA JCBプリペイドカードは
「nanacoクレジットチャージ」で利用できなくなることをご案内します。

nanacoとはセブンイレブン系列の店舗だけで使えるチャージ式のカードです。
チャージ方法は現金あるいはクレジットカードの2通りです。チャージ上限は10万円で事前にチャージした分だけ使えます。残高が少なくなれば再びチャージして使うことができます。

現金やクレジットカードでnanacoカードにいくらチャージしてもnanacoのポイントはもらえませんが特定のクレジットカードでチャージすることによってクレジットカードのポイントがもらえました。

何でnanacoにチャージするかというと、クレジットカードからnanacoにチャージすることによって通常現金でしか払えない住民税・健康保険料・固定資産税などの税金(30万円未満)の場合nanacoで支払うことができます。

例えば10万円の税金の納付書が送られてきてこれをnanacoで払うとします。10万円を払う場合はクレジットカードで10万円チャージしたnanacoカード1枚で支払えます。
もらえるポイントはYAHOO!カードなら1000Tポイントor500ANAマイルです。
現金で支払ったら何ももらえませんがクレジットカードで1度nanacoにチャージしてから払えばクレジットカードのポイントがもらえます。それならnanacoで払った方が良い。という考えになります。

ところがこの2・3ヶ月の間でYAHOO!カード・楽天カード・リクルートカード等様々なクレジットカードがnanacoチャージへのポイント付与減額あるいは廃止を発表してきました。

そもそもカード会社は私達がお店でカードを利用することでお店から数%の手数料をもらっていて、そのうちの何分の1かをポイントとして私達に付与しています。つまり私達が使えば使うほど利益になる仕組みです。




しかしクレジットカードからnanacoにチャージした際は通常通りの数%の手数料ではなくほんの僅かな手数料しかもらえないと言われています。それなのに私達には通常通りのポイントを付与しなければなりません。これではカード会社としては割に合いませんよね?割に合わないので多くのカード会社がポイントの減額や廃止を進めてきました。

ところがポイントの減額や廃止を発表したカード会社でもANAJCBプリペイドからnanacoチャージすればポイントが通常通りもらえるという抜け道があったんです。

実際の例をあげてみましょう。
例えば楽天カードからnanacoに10万円チャージした場合、もらえる楽天ポイントは0ポイントです。
ところが楽天カードからANAJCBプリペイドに10万円チャージして、ANAJCBプリペイドからnanacoにチャージすれば楽天ポイントが1000ポイントもらえます。

結果だけ見れば同じnanacoへのチャージでもANAJCBプリペイドを間に入れることによって満額ポイントがもらえてしまいます。

抜け道ですね。

それが今回ANAJCBプリペイドからnanacoへのチャージ自体を終了するため、この抜け道が完全に塞がれてしまいます。抜け道は抜け道です。寂しいですがいつかは塞がれてしまうものです。気を取り直して新しい抜け道を探します。とりあえずANAJCBプリペイドのnanacoチャージ終了は4/19なので、今年の税金の支払いがある方はそれまでこのルートをしっかり活用しましょう。


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