前回までのSFC修行はこちらをご覧下さい。
SFC修行 事前準備・リムジンバス・ラウンジについて – 空からマイルが降ってくる
SFC修行してていつも思ってたんですが、平日の羽田空港はスーツ姿のサラリーマンが大勢います。みんな日本を飛び回る男達という感じでカッコ良く見えます。けれど、服装(私服にスニーカー)が違うだけで自分も愛する家族(と旅行する)のため日本の空を飛んでいます。決して自分だけの私欲ではありません。背筋伸ばして胸張って修行します!
搭乗
ANAラウンジとカードラウンジに寄ったらあとは出発するだけです。
搭乗口は決まって66・69・70のいずれかです。プレミアムクラスは優先搭乗があるので初めは優先搭乗を味わいたくて、搭乗開始前から搭乗口で待っていました。搭乗開始時刻になると係員から、優先搭乗の案内があります。1番目が体の不自由な方や乳幼児連れの方、2番目にダイヤモンド会員、3番目にSFC会員、・プレミアムクラス利用者という順番です。
オフシーズンとういこともあり1番目・2番目ともにほとんどおらず、すぐSFC・プレミアムクラスの案内が始まりました。搭乗口のそばにはエコノミー会員の方が4・50人並んでおり、皆さんを横目に搭乗です。お金を払ってるわけでもないのに有り難いです。
しかし慣れとは怖いものでひと月に2回も3回も飛行機に乗ってると優先搭乗に魅力を感じなくなってきます。むしろ最初より最後に乗った方が搭乗時間が短いから楽なんじゃない?よし最後に乗ろう!と思うようになってました。
しかも、先ほども書いたように沖縄方面の搭乗口はいつも決まって右上の66・69・70のいずれかです。そうなると事前に搭乗口すら確認しなくなります。66辺りにきてから搭乗券を確認する始末。
ある日もいつものようにラウンジでゆっくりして、搭乗締め切りの少し前に66に着き搭乗券を確認するとそこには見たことが無い数字が・・・搭乗口62と書いてあります!
「62ってどこ!?」思わず声に出しちゃいました。慌てて地図を見ると
ラウンジで出てすぐ左手にあるじゃないですか!
クソ~自分飛行機に慣れてますよ~みたいな顔(‘ω’)してゆっくり歩いてきたの、今度は大慌てで走って戻ります。
きっとANAは待ってくれるはず!でも迷惑かけちゃいけない!!
とか自問自答する余裕もないほど全速力で走りました。
結果はギリギリセーフ。
とはいえ搭乗口に着いた時はもう口が酸っぱくなって吐きそうでしたよ。
完全に調子乗ってました。
さぁ気を取り直して搭乗です。
機内
プレミアムクラスにはスリッパがあります。
長時間の移動で靴を脱げるのは嬉しいです☆
足元はこんな感じ。
前の座席の下がスペースのなっているので思いっきり足を伸ばせます。
離陸して間もなく食事が始まります。
11:00~13:00に出発するプレミアムクラスにはプレミアムGOZENが無料で提供されます。
飲み物はアルコールや季節のジュースなどがあります。私はアルコールが弱いので炭酸水を頼みました。
食事をする前は必ず手を拭きましょう。右にあるのがウェットタオルです。
ウェットティッシュではありません。ウエットタオルです。しっかりしたタオルがおしぼりのように袋に入っていました。
開けても消毒の嫌な臭いはしません。むしろ香料が入っていてスゴ~く良い香り。
何だかオシャレな女性の家に遊びに来たみたい!
・・・
母親のブログで何書いてんだ・・・
話は戻ってこのプレミアムGOZENのメニューは定期的に変わります。私が搭乗した5ヶ月の間でも3回ほど変わっており飽きずに美味しく頂けました。量は少なめであっという間に食べ終わってしまいます。
食後はコーヒーとお菓子を頂きます。
コーヒーにはクッキー、アルコールにはライスクラッカー(柿ピーとか小さいお煎餅みたいなの)がドリンク提供時に頂けます。
なぜかライスクラッカーが食べたかったのでクッキーの代わりにライスクラッカーをもらいました。
美味しいですがコーヒーには全く合いません。アホなことしました。
写真にウェットタオルが写ってますが、パソコン開きながらライスクラッカーを頼むともらえます。クッキーではもらえません。きっとライスクラッカーで手が汚れるからという心遣いだと思います。こんな女性いたら私は簡単に落とされてしまいますね。
おっと、母親のブログでしたね
食後はコーヒーを飲みながら2時間マンガを読んでお終いです。
宮古島や石垣島に着くと時間ギリギリまでお土産探しです。
一応、休みをもらって行ってるので上司には買ってかえります。とても優しい上司なので何となくお詫びを込めてです。
いつもは休みをもらうのに理由は聞かれませんが、1日休んだだけで宮古島のお土産を渡した時はさすがに理由を聞かれました^_^;
SFC修行の説明すると長くなるのでとっさに
「青い海が見たかったんです」って言ったら固まってました。
病んでると思ったそうです。
お土産を買ってるとあっという間に帰りの搭乗時間です。搭乗すると入口でCAさんから「お帰りなさいませ」・「帰りもご一緒させて下さい」などの恥ずかしくも嬉しい言葉かけがあります。
帰りの飛行機は夕方なので食事は軽食が出ます。
軽食も定期的に変わるので飽きずに食べられます。
こちらの軽食は両方とも持ち帰ることが出来ます。頼めば持ち帰りの袋を持ってきてくれますし、食べずにテーブルに置いておくと「お持ち帰り用の袋をお持ちしましょうか?」と声をかけてくれます。
ちなみに右側のお菓子の箱は
一度開けると開封済と表示されるようになっています。
面白い作りですねぇ。
軽食の時はコーヒーをもらいますが、着陸前に必ずミネラルウォーターをもらうようにしています。
ミネラルウォーターをボトルで下さいと言うと
こちらの320mlのお水が頂けます。
これがあると帰りの高速バスで喉が渇いた時に助かるんです。
おまけ
食事以外では、修行の過程で2度ほどCAさんに子ども用のお土産を頂けませんか?と頼んだことがありました。2回とも笑顔で対応して下さりこのようなセットを頂けました。
なぜ2度も頼んだかというと1度目はもらって大切に座席に置いてそのまま忘れて帰ってしまったからです。アホですね~。
忙しい中用意して下さったのに申し訳ないです。2度目のは写真だけ取ってしっかり子どものオモチャとして使わせて頂きました。
最後に私の利用した羽田~宮古島・石垣島路線は修行の定番なのか必ずと言って良いほど1人か2人は修行僧が乗られていました。
誰が修行僧かって何となく見れば分かるんですよね。他の旅行者とはオーラが違います。南の島に行くのに全然浮かれてないんです。目的が違うので当然と言えば当然ですが。
基本的に人と話すのが苦手なんですが、修行中は必ず修行僧らしき方に目標を定めて声をかけてました。何となく修行と言う共通の体験を共有したかったのかもしれません。話しかけると皆さん優しくて、実際の友達とは出来ないマイルの話しを沢山させて頂きました。
特に、サダ (id:sk2sada)さんは唯一私に声をかけてくれた方だったので、声をかけて頂いた時とても嬉しかったです。嬉しさと初めて話しかけられた緊張でテンパってしまいました。
テンパりつつも話を聞くと今回の修行は羽田~宮古島~羽田・成田~シンガポール~成田・羽田~宮古島~羽田という鬼のような行程を組んでいらっしゃるとのこと。これぞ修行です!私のぬるぬる修行とはレベルが違います。その後のブログを拝見すると無事に帰ってこれたようで良かったです☆
これで私のSFC修行は終わりです。
人に何かを伝えるのが苦手なので上手く書けていませんが誰かの何かの役に立てれば嬉しいです☆
長文にお付き合い頂きありがとうございました。<
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